ともに積極的に仕掛けた対決は、セレッソ大阪が競り勝った。

2連敗中だったC大阪はFWタガートを前線の標的にし、攻撃の形をつくった。前半20分にはDF小池のクロスに、タガートが左足でシュートを放つもゴール左に外れた。

0-0で迎えた後半10分、MF原川、DF進藤、MF坂元とつないだパスを、最後は再び進藤が左足で決勝点を挙げた。北海道コンサドーレ札幌戦から今季加入した進藤は、けがに泣かされ、4月18日浦和レッズ戦以来の出場で、今季2点目が値千金の1発になった。

3月以来の今季2度目の2連勝を狙ったサンフレッチェ広島は、FWドウグラス・ヴィエイラとMF浅野の連係がよく、前半12分と44分に2人がゴール前に迫った。試合終了間際には浅野が同点ゴールを決めたと思われたがオフサイド。1点は遠かった。