第100回の記念大会となる全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が15日、新型コロナウイルスの感染症対策のためリモートで行われた。(注:2=2回戦、1=1回戦、○=第2シード)

<Dゾーン>

2)市長野(長野)-東山(京都)

1)北海(北海道)-長崎総科大付(長崎)

1)堀越(東京A)-高知(高知)

1)専大北上(岩手)-奈良育英(奈良)

1)丸岡(福井)-阪南大高(大阪)

2)大社(島根)-○青森山田(青森)

青森山田が頭一つ抜けている。FC東京への入団が決まり、U-22日本代表にも招集されたMF松木玖生(3年)が最後の全国舞台に向かう。1年生から圧倒的な存在感でチームの中心選手として活躍。正確なキック、高い決定力で星稜時代の本田圭佑をほうふつさせる。ほかにも町田ゼルビアへの入団が内定しているMF宇野禅斗(3年)ら、技術が高く、フィジカルも強い選手がそろい、優勝候補の大本命だ。

インターハイ8強の東山はMF藤枝康佑(3年)を軸に攻守にまとまったチーム。夏の全国では青森山田に2-5と敗れただけに、リベンジの思いが強い。

2年連続で東京代表となった堀越は細かくパスを回しながら崩すスタイルが魅力的だ。また、湘南ベルマーレ加入が内定しているFW鈴木章斗(3年)が前線で構える阪南大高もダークホースとなりそうな気配だ。