宮崎でキャンプ中のJ2ベガルタ仙台は13日、軽めのメニュー。前日12日は、20日のアルビレックス新潟とのホーム開幕戦前、最後の練習試合を非公開で行い、この日はコンディションの調整に努めた。練習後、今季新加入のDF内田裕斗(26)がオンライン取材に応じ、今シーズンの意気込みを語った。

移籍1年目から存在感を示す。昨季はJ1鳥栖(佐賀)で1試合の出場にとどまった。主戦場は左サイドバック(SB)で、正確な左足キックを武器とする。「J2優勝が目標。試合に出場して、ゴールとアシスト合わせて2ケタは目指したい」。心機一転。新天地でのレギュラー定着を勝ち取り、杜(もり)の都で飛躍する。

J1復帰のピースとなり、サポーターを熱くさせる。ホーム開幕戦を前に、気持ちは高ぶっている。「(ユアスタで)プレーしたことはないですが、(サポーターの)応援の迫力はすごいなと思っています。コロナでなかなか声を出して応援はできないですけど、思わず声が出てしまうくらい熱いプレーをして、絶対に勝つ」と言葉に力を込めた。【佐藤究】