ルヴァン杯2年連続準優勝のセレッソ大阪は19日、1次リーグ第4節で京都と本拠ヨドコウで対戦する。
昨年はこの大会で3得点を記録し、21歳以下の若手に贈られるニューヒーロー賞を受賞したFW北野颯太(18)が18日、オンライン取材に応じた。
先発出場が予想される背番号38は「個人としてゴールを狙っていきたい」と、今季公式戦4試合目での初得点を誓った。
北野はユース所属の高校2年だった昨年2月、プロ契約を結び、高校3年のシーズンはプロ1年目として戦力になった。今年3月、U-20アジア杯代表の背番号10として、U-20W杯の出場権獲得にも貢献した。
ただ、リーグ戦では昨年19試合で無得点。選手層が厚くなった今季は1試合の出場にとどまり、ルヴァン杯の2試合を含め、まだ初得点を記録していない。相性のいい今大会で存在感を見せたい。
「どんどんゴールに向かって、決してきれいなプレーでなくても、ガツガツとスピードを生かしたドリブルは自分の武器だと分かっているし、どんどん出していかないといけない」
そう決意した北野は、前日17日の練習後、小菊昭雄監督(47)と1対1の話し合いを持った。「もっとギラギラと、ガツガツとゴールを狙って、アグレッシブにいっていいよ」と助言されたという。
昨年の北野は、カウンターの際は野性味あふれるプレー、アクロバティックなプレーで敵陣を急襲した。泥くささもあふれた。結果的に得点できなかったとしても、恐怖感を与えられる選手だった。今年はやや落ち着いた印象があり、本人も「初心というか、忘れてはいけないことはある」と話した。
U-20アジア杯でも、5試合に出場しながら1歩及ばずノーゴールに終わった北野に対し、小菊監督はこの日の取材で「それが彼の今の実力」と指摘しながら、FWやMFなど複数の位置で起用することに「できる選手だからこそ、こちらは要求している。素晴らしい才能を持っている」と、同じC大阪の下部組織から育ったMF南野拓実(現モナコ)級の選手だと言い切る。
京都とは5日のルヴァン杯のアウェー戦で、0-4と大敗。その際も先発していた北野は「次やった時は、絶対に負けない自信はあったんで、僕としてはゴールを狙って、あの悔しさを晴らせればと思う」。
通算1勝1分け1敗でE組2位につけるC大阪は、自動的にベスト8へ進める首位に浮上するには負けは許されない。今春に高校を卒業したばかりの北野が、今季初ゴールを奪えば、流れはC大阪に来る。



