鹿島アントラーズの岩政大樹監督(41)が10日、サポーターの力の重要性を語った。

4月に4連敗した際は、ゴール裏のサポーターから怒声を浴びた。指揮官は、その声をしっかり受け止め、そこからチームは5連勝と巻き返し、8戦無敗。

サポーターの熱い応援に、岩政監督は「鹿島(スタジアム)の空気感もだいぶ、良くなってかなり相手を圧倒する武器が戻ってきている。サポーターの力を活用しながらリーグで勝って後半戦につなげたい」と話した。

前半戦最後の相手となる湘南ベルマーレ(11日、カシマ)について「得点数多いチーム。攻守ともアグレッシブで非常に怖い相手」と警戒。リーグで直近8試合で6試合が無失点であることを挙げ「自分たちの戦いをベースに、攻撃での上積みを継続でやっていることをよくしていく」と掲げた。