J1首位のヴィッセル神戸はアウェーでサンフレッチェ広島戦に敗れ、勝ち点を伸ばせなかった。

立ち上がりから広島が勢いを見せた。左ウイングバック志知孝明(29)、右ウイングバック中野就斗(23)が積極的な動きで推進力を与えると、前半7分にその2人で先制点を決める。右サイドからの中野のクロスを、ファーサイドに走り込んだ志知が胸トラップから豪快な左ボレー。これがゴール右に突き刺さった。

神戸ゴールを脅かし続ける広島は、同31分に追加点を挙げる。中野が右サイドを持ち上がって神戸守備陣を広げ、戻したボールをMF満田誠(24)がフリーでクロス。これを走り込んだFW加藤陸次樹(26)が狙いすましたヘディングでゴール右に決めた。

苦しい前半を終えた神戸は、システムを3バックに変更し、選手も入れ替えることで後半は押し込む場面も作った。それでも広島の守備を崩しきることはできなかった。

後半26分に今夏新加入のMFバーリント・ベーチェイ(30)、同35分には元スペイン代表MFフアン・マタ(35)がJリーグデビューを果たしたが、神戸は最後までスコアを動かせず、0-2で広島に完敗。他の上位チームとの勝ち点差を広げるチャンスを生かすことができなかった。