川崎フロンターレがサガン鳥栖に3-2で競り勝ち、連敗を2でストップした。
MF大島僚太(31)が2得点に絡んで勝利に貢献した。前半11分にMF橘田健人(26)の先制点のラストパスを供給。
1-1の後半16分には、左サイドでDF三浦颯太(24)が倒されると、クイックリスタートでMF脇坂泰斗主将(29)にパス。MF家長昭博(38)の2点目につなげた。
後半24分に足がけいれんして交代するまで抜群の存在感だった。チームは自身がピッチを離れた後に追いつかれたが、追加タイムにFW山田新(24)の劇的なゴールで勝利した。「あまり覚えてないですけど、勝ってよかったなと思います」と冷静に振り返った。
1点目については「ケントが左(サイドバック)だったので、特徴的にあそこに(ポジションを)とってもらうことはお互いに話してたので、入りのタイミングで打ってくれてよかった」と意図を明かした。2点目は「ちょうど間が空いてたんでというだけです」と大島らしく謙遜したが、相手の集中力が欠けた瞬間を見逃さなかった。「スカウティングでもリスタートのところは話があったので、分析というか、チームがそういうものを提示してくれてたのでうまく出たのかな」と狙い通りだった。
リーグ戦では6月から8戦無敗と流れをつかんだが、8月17日の横浜F・マリノス戦、9月1日の北海道コンサドーレ札幌戦で連敗を喫した。この日の劇的な勝利で再び勢いに乗りたい。「勝つことだけを考えてプレーできない状況なぐらい勝てなかったりもしていたと思いますけど、なるべくみんなで勝つためにいろんなことを話して、つぶしながら試合に臨むことができればなという感じです」。「キング」の異名を持つ大島がチームを上昇気流に乗せる。【佐藤成】



