放送局「Sky」でサッカー解説を務める元ドイツ代表ディートマー・ハマン氏が、バイエルン・ミュンヘンの来夏補強戦略について持論を語った。

マンチェスター・シティーに所属するレロイ・サネの獲得に、Bミュンヘンが本腰を入れているという噂は、かねてから囁かれていた。しかし、それに待ったをかけたのは、同クラブOBでプレミアリーグでのプレー経験もあるハマン氏。大衆紙「ビルト」など複数ドイツメディアによれば、同氏は「サネはもう20歳頃の選手ではない。さらに世界でトップの監督とみなされているペップ・グアルディオラが放出してもかまわないと考えているということは、まるで非常ベルが鳴っているようなものだ。さらに言えば、サネが代理人を変えるのは今回で2回目か3回目。キャリアの継続性や一本筋なところが見えない」と話したという。

そして「Bミュンヘンが獲得に動くべき選手は(レバークーゼンの)カイ・ハバーツだ。人々はサネのことを話しているが、私はハバーツこそが最重要の補強になると考えている。彼は成功を手にするために、すべてを出そうとする選手だ」と代替候補を挙げ、さらに「もしアウトサイドの選手が欲しいのであれば、ブレーメンにも目を向けたらどうだろう。ミロト・ラシツァだ。間違いなく、多くの優れたオプションをもたらしてくれるはずだ」と、大迫勇也のチームメートであるコソボ代表の名前も口にした。