レアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザール(30)は5日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦チェルシー戦に敗れ、決勝進出の夢がついえた直後、元チームメートと談笑したことでRマドリードファンの反感を買っていた。

この件についてアザールは6日、自身のインスタグラムで次のように謝罪し、全く悪気がなかったことを訴えている。

「僕に対するさまざまな意見を読んだけど、Rマドリードのサポーターを怒らせるつもりなんてなかった。僕の夢はずっとRマドリードでプレーすることだったし、勝つためにやって来たんだ。シーズンはまだ終わっていないので、僕たちは皆が一緒になり、リーグ優勝の戦いに臨むつもりだよ。アラ、マドリード!」

アザールはチェルシーとの第2戦に先発出場するも、全く存在感を示すことができず、スペイン各紙は軒並み最低点をつけていた。

アザールは昨季に続き今季も度重なる負傷に苦しめられたほか、新型コロナウイルス感染もあり、公式戦成績は18試合、844分間出場、3得点1アシストと、期待されたようなパフォーマンスを発揮できていない。(高橋智行通信員)