スコットランドリーグのセルティックFW古橋亨梧(28)が、欧州主要リーグでの日本選手シーズン最多得点記録「19点」を樹立した。5日、アウェーでのセントジョンストン戦に前田、旗手とともに先発。1点リードの前半22分、ジョタの右クロスが相手に当たって流れてきたボールに渾身(こんしん)の力を込め、右足でゴールに蹴り込んだ。

古橋は1日リビングストン戦でのゴールで、浅野拓磨がパルチザン(セルビア)時代の20-21年シーズンにつくった日本選手のシーズン最多得点記録18点に並んでいた。そしてこの一戦で、一気に単独トップに躍り出た。

この日の1点目も、古橋の右クロスが相手選手に当たってオウンゴールとなったもの。エースストライカーは大活躍で後半34分にピッチを後にした。前田と旗手は後半24分に交代。チームは4-1で勝利し、リーグ戦5連勝で、同連続無敗記録を18戦に伸ばした。

浅野は18得点に33試合を要したが、古橋はわずか23試合で19得点。ポステコグルー監督が「彼は質の高い選手で、いつでも相手にとっての脅威になる」と評する男は、今季まだまだ「キョウゴール」を取りまくる。