中米エルサルバドルリーグ・プレーオフ準々決勝で、スタジアムに押し寄せたファンが入場ゲートを突き破る暴動が起き、少なくとも9人が死亡、100人以上が負傷した。

警察当局はツイッターの速報で、首都から北東に約25マイル(40キロ)離れたスタジアムで行われたアリアンサ-FAS戦で9人の死亡が確認されたと発表した。また病院に搬送された負傷者のうち少なくとも2人が重体だという。

救急チームのスポークスマン、カルロス・フエンテス氏は「男性7人、女性2人の計9人の死亡が確認された。我々は500人以上の負傷者に対応し、100人以上が病院に搬送されたが、そのうちの何人かは重傷だった」と述べた。

エルサルバドルサッカー1部リーグの会長であるペドロ・エルナンデス氏は、ファンがゲートからスタジアムに押し入ったために大混乱が起こったという情報を得ていると述べた。

また救急チームのボランティアは「ゲートを突き破ってスタジアムに入ったファンが雪崩を起こした。何とかスタンドにたどり着いた人々も、その後、ピッチになだれ込んで息絶えてしまった」と記者団に語った。

地元テレビは、アリアンサのファンによる暴走の様子をライブ映像で伝えた。数十人がフィールドにたどり着き、手当てを受けた。ピッチには倒れて動けなくなっている人もいた。試合はキックオフの約16分後に中止となった。