日本代表MF伊東純也(30)が所属する11位スタッド・ランスが、敵地で7位リヨンに完敗した。
不在者の影響で不慣れな3-5-2システムからスタート。開始9分で2失点し、4-2-3-1に戻したものの、退場者が出るなど最後まで苦しい展開で敗れた。
伊東も2度、ネットを揺らすもオフサイド。1本はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で取り消された。
2トップから試合に入って右サイドへ戻るなど奮戦したが、チームは芳しくない。試合後の一問一答は次の通り。
-10人に減ってしまった側面はあるが、リヨンに対して0-3というスコアは、今のチーム状況をそのまま表しているような
「いやーまあ、やっぱりホントに。最近そうですけど、前半の最初に失点して毎回苦しい試合にしている感じで。そういう、最初の10分を集中しようって(確認しながら)毎回毎回(苦笑)。毎回それで失点してる…。負けてない感覚の時ってやっぱり、前半で失点するなんてことにもならないし。そういうことかなって」
-チームが難しい中、集中力が切れることもあるかと思うが、伊東選手は攻撃でチャンスをつくっていた。個人的に良かったところはあるか
「まあ、今日はもう、相手が最初の勢いで(2得点したことで)守られて、ボールを持つ時間がすごく(長くなって)こう…難しかったです」
-やはり敗因は、相手が強い面もあると思うが、最初の失点か
「相手も強いとは、あんまり感じなかったですね。やっぱりあの最初の。逆に最初の1本でバロ(FWバロガン)が決めていたら、こっちの流れになっていたかもしれない」
-少しアンラッキーな感があったか
「いやー、アンラッキーで済ませていいのかっていうのはありますけど。まあ実力だと思いますね。まあそうっすね。今日、けが人が多くて、難しくなって、ディフェンスも3枚でやって」
-すぐに変えていた
「失点して変えたんすけど。まあ、そういうのがうまくハマんなかったというのもあると思います」
-伊東選手のポジションは最初2トップだったか
「最初、2トップでやって。まあすぐ戻って」
-開始10分くらいでサイドに戻ったのか。5バックになった時と同時か
「それはそれで難しかったですね」
-どのような指示が
「いやまあ、前半途中で変わったんで…。指示も何も。サイド…。4-4-2になるみたいな感じになって。俺、逆(サイド)にいたんで(直接、監督とは話していない)」
(リヨン=松本愛香通信員)