【マドリード=高橋智行通信員】首位レアル・マドリードが、MFジュード・ベリンガム(20)の2得点などで優勝争いを大きく左右する2位ジローナとの頂上対決を4-0で制した。13日の欧州チャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦ライプチヒ(ドイツ戦)へ向けてはずみをつけた。
アンチェロッティ監督は先制点を挙げたビニシウスを絶賛した。開始早々の前半6分、ビニシウスは右サイドからカットインし、ペナルティーエリア外から右足で鮮やかなミドルシュート。ポスト内側に当てながらゴールに突き刺し、先制点を記録していた。
それだけでなく、2点目のベリンガムのゴールも絶妙なスルーパスでアシスト。3点目もビニシウスのシュートがこぼれたところをベリンガムが押し込んだ。さらに4点目のロドリゴのドリブルシュートは、ビニシウスのボールカットから始まったもの。全4得点に絡んだ。
指揮官は「ビニシウスは今日、最高の試合をやってくれた。彼はあの姿勢で臨み、あのようなレベルのプレーをする時、とても重要な存在だ。私の個人的な意見として、彼はあのようなパフォーマンスを発揮している時、世界最高の選手だよ」。
ベリンガムが足首を捻挫するなど故障者が続出している中、DFリュディガーがヘタフェ戦での負傷により欠場。打撲によるもので血腫があり、13日の欧州CLも欠場させると明言。一方で「ナチョは戻ってくる」とした。
ベストメンバーこそ組めないが、控え選手が出ても高いパフォーマンスを披露できる選手層の厚さがある。
指揮官は「スペインリーグでの小さなアドバンテージを生かしつつ、欧州CLを再開できるのでうれしいよ。その大会をとても楽しみにしている。警戒しなければならない相手と対戦することになる。我々は今日の試合で準備したように、全ての試合でしっかりと準備しなければいけない」と誓った。

