全国高校駅伝が今日23日、京都市の西京極陸上競技場発着コースで行われる。前日の22日は開会式がハンナリーズアリーナ(京都市体育館)で行われ、20年連続20回目出場の青森山田女子が表彰を受けた。歴代最強といわれるチームは念願の初入賞が有力。コンディションも万全で、表彰台(3位以内)も照準にスタートを切る。

 戦いの場に青森山田女子チームが元気な顔をそろえた。17日に学校の壮行式に臨み、19日に京都入り。20、21日とコースを試走した。「疲れを残さないよう調整した。体調は万全。あとは明日、力を出し切るだけ」という大島健治監督(43)の声も力強かった。

 20年連続20回目の出場。開会式で表彰を受けた花田惇校長は「10回でも大変なこと。20回連続は並大抵ではない」とたたえた。それだけでも金字塔だが、チームは満足しない。全国大会では06年の13位が最高成績。念願の入賞(8位以内)で花を添える決意だ。

 力量のある選手がそろった今年はチャンス。4区を走る小林由依主将(3年)は「節目の年に入賞したい。最低でも8位以内、できれば表彰台」と闘志をみせた。アンカー(5区)はケニア出身のローズメリー・ワンジル(2年)。大島監督は「4区まで1ケタ順位で来れば、3位以内のチャンスもある」とにらむ。

 「チームはリラックスしながら集中力が高まり、最高の状態。お世話になった人たちへの感謝を忘れず、最後まで粘り強く走りたい」と小林は全選手の気持ちを代弁した。青森山田女子の新しい歴史をつくる時が来た。【北村宏平】