男子テニスのマスターズ上海大会は12日、上海で行われ、シングルス準々決勝では世界12位の錦織圭(28=日清食品)が同2位のフェデラー(スイス)に屈した。

4-6、6-7のストレートで敗れ、今季絶好調だったタイブレークも12連勝で止まった。錦織は第1セットの最初のゲームで6度のジュースの末にサービスゲームを落とし、主導権を奪われた。第2セットも先にリードされたが追いつき、その後は互角の展開。しかし追いつくのにエネルギーを使い、突き放せなかった。それでも15日発表予定の最新世界ランクで11位、最終戦レース順位で9位浮上が確定。残り2大会にすべてをかける。