「ロンドンロアー」のアダム・ピーティ(25=英国)が、世界新の55秒49をたたき出した。

16年リオデジャネイロ五輪金メダリストは、ラスト25メートルで猛烈なスパート。従来の世界記録55秒61(09年ファンデルバ)を0秒12更新した。ピーティはタイムを確認すると、水面をたたいて喜びを爆発させた。予選リーグでは1位を逃すこともあったが、勝負がかかる準決勝を迎えて圧倒的な力を発揮した。

「東京フロッグキングス」の小関は56秒24で3位。自身が持つ日本記録に0秒13差に迫る泳ぎを見せた。