男子10種競技の日本記録保持者・丸山優真(27=住友電工)が、110メートル障害に出場し、3組で13秒87の5着で決勝進出を逃した。

110メートル障害日本歴代2位の記録を持つ同門の泉谷駿介(住友電工)がトップでフィニッシュしたレースを振り返り、「アメリカから帰ってちょっと休んでから体を戻しつつで出場した。記録を狙うというよりかは、次の試合の調整。タイムは少し出ていたのでよかった」と話した。

4月の混成競技の国際競技会で日本新の8321点で2位に入った。2014年に右代啓祐が樹立した記録を13点更新した。

大阪府出身で27歳の丸山は大阪・信太高時代に八種競技で全国高校総体を制覇。23年に日本選手権やアジア選手権を初制覇し、世界選手権にも出場した。

日大進学後の19年に胸椎椎間板(きょうついついかんばん)ヘルニアを患うなど、何度もけがに苦しんできたが、昨秋に当時日本歴代3位の8054点をマークした。

大記録をたたき出しても、おごりはない。

「世界のトップ選手たちは単品種目でも戦えるような記録を持っている。僕もハードルで世界でも戦えるように13秒前半を出せるようになれば、もっともっと世界に近づけると思うので、ハードルは伸ばしていきたい」。

今月末にはオーストリア・ゲツィスで開かれる世界陸連(WA)混成ツアー・ゴールドのハイポミーティングに参戦する。