新潟アルビレックスBBは17日、信州戦(27、28日、長野・松本市総合体育館)に向けた練習を中之島体育館で行った。体調不良で離脱中の福田将吾監督(37)に代わって指揮を執る青木勇人監督代行(47)の仕切りで、戦術を確認。前節広島戦では連敗を8で止めるとともに同一カード2連勝。青木監督代行の下、戦い方を固めて信州戦に備える。

2日間のオフが明けた後の練習、青木監督代行は新しい攻撃パターンを選手に指示した。「今週は自分たちのプレーに手を入れ、来週から信州対策」。昨年末のホーム戦で連敗した相手へのリベンジに向け、堅実に態勢を整えていく。

堅守と分厚い攻撃がかみ合い連勝した広島戦、「内容も良く結果も出た」と好感触だった。「外国籍選手の個性を生かし、日本人選手が仕事をやり切る」と強みも実感した。17日は午前3時までかけて新しい戦術を練り上げ、選手にプリントを配布した。「1つ1つの試合で成長を見せたい」。チームの整備に尽力する。