シニア1年目の本田ルーカス剛史(19=滋賀・同志社大)は、SP28人中6位の68・04点で、26日の決勝(フリー)へ駒を進めた。

21番手で登場。成年の部で出場する初の国体だったが、演技前からリラックスした様子を見せた。中盤のトリプルアクセル(3回転半)、3回転ルッツ-2回転トウループの連続ジャンプを決めたが、冒頭の4回転トウループの失敗が響き、6位発進。浮かない表情でリンクを引き揚げた。

本田は、20年に全日本ジュニア選手権優勝。世界ジュニア選手権(21年3月、中国・ハルビン)の出場権もたぐり寄せたが、新型コロナウイルスの影響で中止となった。木下アカデミーのチームメートで北京オリンピック(五輪)代表の河辺愛菜(17)に続く、国際的なスターを目指す。

上位選手は以下の通り。

(1)山本草太(22=愛知・中京大)89・34点

(2)森口澄士(20=京都・同志社大)73・03点

(3)大島光翔(18=埼玉・明治大)72・10点

(4)須本光希(20=大阪・関西大)70・71点

(5)山隈太一朗(21=兵庫・明治大)68・10点

(6)本田ルーカス剛史(19=滋賀・同志社大)68・04点

(7)長谷川一輝(20=北海道・東京理科大)64・87点

(8)石塚玲雄(22=東京・早稲田大)58・82点