ショートプログラム(SP)2位の籠谷歩未(21=同志社大)が、合計147・22点で2位に入った。

ゆったりとした曲調に合わせて優雅に滑り出し、冒頭で3回転ルッツと3回転トーループの連続ジャンプを着氷させると、会場から拍手が送られた。しかし、ジャンプのタイミングが合わないなど、ミスが続き、フリーは96・01点にとどまった。

演技後は悔しそうな表情を浮かべて「身体が思うように動かなかった。細かいミスとか、普段しないようなミスにつながったのかなと思って、少し残念な気持ちです」と声を落とした。

ただ、今大会で10位以内に入ったことで、西日本選手権(27~30日、京都アクアリーナ)の出場権を獲得。ここで上位に進出すれば、全日本選手権(12月21~25日・大阪)への出場が決まる。昨年は3年ぶりに同選手権のリンクに立ち、20位だった。「全日本でフリーができるように、もっとクオリティーを上げていきたいなと思います」と先を見据えた。

籠谷は大学4年生。卒業後の進路については「まだ断言はできないです」と笑いながら話したが、目の前の試合にかける思いは強い。

「この試合が最後かもしれないという気持ちで取り組んでいる。1つ1つの試合を大切にして、楽しく思い切って滑れたらいいなと思います」

悔いを残さぬよう、さらに技に磨きをかける。【藤塚大輔】