12月のジュニアグランプリ(GP)ファイナル(イタリア・トリノ)進出を決めている中井亜美(14=MFアカデミー)は65.12点で4位とした。

「今回は大舞台だったので、緊張と、それでも有観客で、楽しみもありました。半分半分で。緊張のなかでジャンプを3つそろえることできてほっとしてます」。ダブルアクセル(2回転半)、ルッツ-トーループの連続3回転、後半の3回転ループを決めると「最後のステップは楽しく踊りながら滑れました」と振り返った。

同じ練習拠点には、今季のシニアGPシリーズで躍進する渡辺倫果がいる。「同じアカデミーでも、(トリプル)アクセルの確率が高く、難しいジャンプを跳んでいる。お姉さまたちも、そういうジャンプを跳んでいます。倫果選手には今回も応援をしてもらってます」。感謝し、刺激となっているという。

フリーでは3回転半も予定している。「アクセルを降りるのと、後半のジャンプでもミスないように集中して頑張る。表彰台に乗れたら良い」と見定めた。