世界ランキング8位の日本が、オリンピック(五輪)6大会連続出場へ開幕4連勝。躍動したのは、MB山田二千華(23=NEC)だった。

第1セット(S)から力強いスパイクで存在感を示し、1-0の第2S序盤には2連続でサービスエースを獲得。加えて、ブロックやディグでも貢献し、チームに勢いをもたらした。

この試合、4本のサービスエースを含める9得点で勝利に貢献。合宿中に重点を置いて練習してきたサーブについて「(今までは)自分の打点が生かしきれない部分が多かったけど、最近はいい打点からサーブが打てている」。実践の場で得意なコースに打ち込むことができ「すっきりとした気分で打てた」と爽快感をあらわにした。

これまで全4試合にスタメン出場し、強豪ブラジルを苦しめたブルガリア相手にも活躍した山田。次戦に向けて「さらに力を上げていって、自分たちのプレーができるように調整して、ベルギー戦に向けて頑張っていきたい」と誓った。