2年連続6度目の優勝が懸かる宇野昌磨(26=トヨタ自動車)が、自然体で全てを出し尽くす。

午後0時45分から30分間の調整。ショートプログラム(SP)「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」をかけた通しでは、4回転フリップ、4回転-3回転の連続トーループ、トリプルアクセル(3回転半)を降りた。フリーで組み込んでいるループを含めた、4回転3種15本を着氷させて「同じグループで練習したみんな、すごくいい感じに仕上がっている。例年よりも皆さんのジャンプの調子も良さそうでした。より難しい戦いになると思いますけれども、全員が最善を尽くして、最高の試合にできた上で、いい順位が取れたら、うれしいなと思ってます」と21日のSPを見据えた。

今季はここまでGPシリーズ3大会に出場し、中国杯、NHK杯、GPファイナルといずれも2位。24年3月の世界選手権(モントリオール)の選考会となっているが「本当に後悔のない、良い悪いにかかわらず、練習を積んできたと思う。しっかり自分が感じたまま演技ができたらいいなと思います」と王者はスタンスを崩さない。【松本航】