神奈川ダービーと銘打たれた一戦はホームの川崎が横浜BCに快勝した。

今季限りでの引退を表明しているニック・ファジーカス(38)が26得点、13リバウンド、8アシストをマークするなど勝利に貢献。5点リードで始まった後半の立ち上がりには3本の外角シュートを射抜き、流れを大きく引き寄せた。自己最多に並ぶ6本の3点シュートを成功させ、「(記録のことを知っていたら)7本目、8本目を決めていたと思う」と笑った。

日本代表としても活躍した実績を持つベテランは、1月上旬に左膝を負傷し、約1カ月離脱。その間、下半身を中心に強化したと明かす。天皇杯を含めると復帰3戦目となるこの日は、先発起用に応えて大暴れ。主将の篠山竜青は「ニック・ファジーカスの理不尽なシュート力が久しぶりに出た試合」と表現した。

この日の勝利でチームは中地区単独3位となった。レギュラーシーズンも終盤に差しかかりつつある中で、上位8クラブによるチャンピオンシップ(プレーオフ)出場を目指す。ファジーカスは「僕が日本にいる間は、毎年ずっとプレーオフに出場しつづけてきた。最後の年にプレーオフに行けなかったら、もう1年やらなきゃいけなくなるかな」と冗談めかした。【奥岡幹浩】