世界ジュニア選手権(2月24日~3月2日、ハンガリー・デブレツェン)代表の中田璃士(りお、16=千葉)が、初の国スポで個人優勝を飾った。
フリー162・14点の合計242・17点。国際スケート連盟(ISU)非公認大会ながら、ジュニアでは23年のジュニアグランプリ(GP)ファイナル以来の160点超えを果たし「すごくうれしかった」と達成感をにじませた。
前を滑ったSP2位の高橋星名(14=京都)がノーミスの演技をするのを目にし、「負けられない。勝ちに行きたい」とスイッチが入った。当初予定していた冒頭の4回転ループを、決まる確率の高い4回転トーループに変更。そのトーループを成功させて勢いづくと、「人生で初めて2本の4回転トーを入れた」と、続く4回転-3回転の連続トーループでも2・85点の加点を引き出した。後半にループが1回転になるミスはあったものの、最後まで落ち着いて滑走。「(世界ジュニアでも)160点を出せればおそらく優勝できる」と手応えをつかんだ。
ジュニアながら全日本選手権で2位に輝いた16歳。22日に閉幕した全国高校選手権(インターハイ)の優勝に続いて、また新しいタイトルを手にした。次戦は、日本男子7人目の優勝を目指すジュニアの大舞台。「帰ってすぐやりたいのはエーペックス、今すぐにやりたいのはにゃんこ大戦争」と大好きなゲームで少しだけ息抜きし、「世界」を冠するタイトルへ挑む。


