自動車F1シリーズのレッドブルは27日、角田裕毅(24)の昇格を正式発表した。今季第3戦の日本グランプリ(GP=決勝4月6日、三重・鈴鹿サーキット)から、レーシングブルズの親チームへ。「Ready for the challenge ahead挑戦への覚悟はできている」との決意と、レーシングスーツ姿がX(旧ツイッター)で公開された。

不振を極めるリアム・ローソン(23=ニュージーランド)が降格し、入れ替わりで起用。総合4連覇中のマックス・フェルスタッペン(27=オランダ)とチームメートになり、鈴鹿に凱旋(がいせん)する。

2人の交代を巡っては、フェルスタッペンが競技時の主国籍としているオランダのテレグラフ紙や英スカイスポーツなど欧州メディアが報じており、正式に発表された。

テレグラフ紙によると「この交代は、先週末の中国GPの後に最終決定となった。火曜日(25日)にレッドブルの首脳会議が、タイ出身の大株主が住むドバイ(UAE)で行われ、エンジンサプライヤーのホンダも、今回の契約に関わっている。日本のメーカーは角田を資金面でもサポートしており、レッドブルにとっても、この契約は資金面で興味深いものになっている」とされていた。

セルジオ・ペレスの後任としてフェルスタッペンのチームメートに選ばれていたローソンは、開幕戦のオーストラリアGPと第2戦の中国GPで予選最下位に沈み、いまだポイントを獲得できていない。一方の角田は、オーストラリアGPで12位だったが、雨天のタイヤ選択が主な原因。一時2位まで順位を上げる場面もあった。中国GPも16位だったものの、陣営の戦略ミスによる不運で、好調は維持していた。

チームからも「ユウキの経験は、現在のマシン開発に大いに役立つだろう。彼がRB21のステアリングを握るのを楽しみにしている」と期待されている。