ショートプログラム(SP)2位の佐藤駿(21=エームサービス/明治大)が、シリーズ上位6人が出場権を得るグランプリ(GP)ファイナル進出を決めた。

大会連覇を達成した第2戦中国杯に続く表彰台で、来年2月のミラノ・コルティナ五輪代表3枠の選考にも大きく関わる舞台への切符を得た。ファイナル進出は2年連続3度目となり、前回は自己最高の銅メダルを獲得している。

SP首位の鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大)まで1・91点を追いかける中で臨んだフリー。そのフリーでは自己ベストを1・55上回る189・04点をマーク。フリーでトップの高得点をたたき出して合計285・71点として、大会3連覇を飾った鍵山に次ぐ2位となり「気持ちよく全部ジャンプを跳ぶことができた。ここまで点数が出ると思ってなかった。シーズンベストを更新することができてうれしい」と笑みを浮かべた。

佐藤は、前日7日に行われたSPで、今季自己最高となる96・67点をマーク。今季は6月末に右足首を負傷した影響で出遅れ、今大会も「良くなってるのか悪くなってるのか…」と万全とは言えない状態で臨んでいたが、SPで大技4回転ルッツを着氷させるなど持ち味を発揮。12月のファイナル(愛知・IGアリーナ)、全日本選手権(東京・代々木第一体育館)でも存在感を示し、五輪出場、そして「最大の目標」に置く五輪メダル獲得を目指す。

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