明治大と法政大の学生が運営するフィギュアスケートのアイスショー「明法オンアイス」が8日、西東京市・ダイドードリンコアイスアリーナで行われた。

明大4年でフィギュア部門の主将を務めた住吉りをん(22)は、2023-24年シーズンのショートプログラム(SP)「Blood In The Water」を披露。エキゾチックな雰囲気の楽曲にマッチした、個性的な振り付けで観衆を魅了した。

同じく明大4年の江川マリア(22)も登場。昨季のSP「River Flows in You」を背に、幅のあるダブルアクセル(2回転半)-3回転トーループの連続ジャンプなど3本のジャンプを成功させた。

住吉は30年にフランスのアルプス地域で行われる五輪を目指し、競技を継続。江川は現役を引退し、4月からは米国の豪華客船「ユートピア・オブ・ザ・シーズ」の船上スケーターとしてプロに挑戦する。

両校の4年生は会の最後にリンク上であいさつ。それぞれの道を志す2人のスピーチは、以下の通り。

◆住吉りをん

「この明治大学スケート部で過ごした4年間は本当に充実していて、あっという間でした。1年前にフィギュア部門の主将を任せていただいて、すごく自分には荷が重いと感じて不安でいっぱいだったんですけれども、同期や後輩たちが支えてくれて、そのおかげでこうやって1年間過ごして、今季のインカレで優勝することができて感謝でいっぱいです。自分の今季としては悔しい気持ちで終わってしまったので、次に向けてまだまだ競技を頑張ろうと思います。ぜひご声援よろしくお願いします」

◆江川マリア

「この場を用意してくれた後輩に一番に感謝したいと思います。自分のことを話すのは苦手なんですけど、最後なので、大学のスケート生活を振り返ろうと思います。私は5歳からスケートを始めて、17年間競技生活を送ってきました。その中で、福岡から出て明治大学に入学してからのこの4年間が一番スケートに向き合えた時間じゃないかなと思っています。この大学4年間は、明治大学のスケート部の仲間やMFアカデミーのみんなにたくさん影響を受けて、すごく切磋琢磨(せっさたくま)して成長することができたと思っています。学業では2年生の時に12単位ぐらい落としてしまって、卒業できないかなと思っていたんですけど、今日見に来てくれてる大学の友達がたくさん助けてくれて、無事卒業できることができました。あと今日も来てくれてるんですけど、上京してからずっとおばあちゃんが一緒に私と住んでくれて、たくさん毎日おいしいご飯を作ってくれたり、試合も毎試合見に来てくれたり、本当に心の支えになりました。感謝しています。1人ではここまで続けてこれなかったと思っています。自分にとってスケートは好きっていう気持ちももちろんあるんですけど、それ以上に仲間と環境のありがたさっていうのが一番大きな原動力になって、ここまで頑張ることができました。4月からはアメリカのカリビアンクルーズのショースケーターとして活動するので、ぜひ応援してもらえるとありがたいです」