正確なレシーブで攻撃に繋げる秦野北JVC主将飯田

 昨年度王者の秦野北が、圧倒的な実力を見せつけ、大会2連覇を果たした。

 全国大会経験者が多くいるなかで、2年連続全国大会を経験している主将飯田若菜(12)が、チームを引っ張った。予選リーグで不調だったエース水島琉月(るな)に何度もボールをつなぎ、声をかけ続け、優しくサポートした。

 飯田の献身的なサポートにより、決勝トーナメントでは水島の調子が復調。水島の緩急をつけた攻撃を軸に、順調に決勝まで駒を進めた。決勝は予選から負けなしの強豪、全千寿との対戦だったが、秦野北が勢いで上回った。水島のコースが読めないスパイクが得点源となり、21-10と大差をつけて優勝を飾った。試合が終わると、選手は応援に来ていた保護者と手をとって抱き合い、喜びを分かち合った。

大会初の4人制ルールも余裕、全国大会経験者の強み

高い打点から繰り広げられる秦野北エース水島の攻撃

 今大会では4人制ルールの対応に追われるチームが多く見受けられた。しかし、練習を4人制で行っている秦野北には余裕が感じられた。守備範囲が広くなっても積極的に飛び込み、拾いに行く姿勢が優勝へとつながった。畠山学監督(58)は「決勝リーグで小川夢花と水島のサーブが沢山入ったことと、全国を経験している精神面の強さで勝てた」と今大会を振り返った。飯田は試合後「レシーブミスがあったが、皆でつないで勝ててよかった。次の大会でも優勝を狙う」と宣言した。