プロ野球の実行委員会は4日、東京都内で行われ、セ、パ両リーグとも今季のプレーオフ、クライマックスシリーズ(CS)第2ステージを3勝先勝の5試合制から、リーグ優勝チームに1勝のアドバンテージを与えて4勝先勝の6試合制にすることを決めた。

 CSは第1、第2ステージとも対戦チーム間でシーズン成績上位の本拠地を使用して全試合を実施する。開催日程は後日発表される。

 また、北京五輪で各国・地域代表として3人以上の選手を供出した球団には、同五輪期間中に外国人選手の1軍登録枠を増やす救済措置を設けることで合意、選手会に提案することにした。

 また、訴訟を前提としてフリーエージェント(FA)の資格取得期間の短縮などを求めている選手会との協議を16日に行うことになった。

 ソフトバンクへの入団が決まったパウエル投手をめぐる一連の問題で、外国人選手との契約に関する新たなルールづくりを国際関係委員会で検討することも決めた。(共同)