日本プロ野球組織(NPB)は26日、2009年度のフリーエージェント(FA)有資格者として、取得年数9年の海外FA資格を初取得した五十嵐亮太投手(ヤクルト)ら87選手を公示した。

 海外FAの条件を初めて満たしたのは五十嵐に、清水直行投手(ロッテ)多村仁志外野手(ソフトバンク)ら14選手で、再取得は4度目の谷繁元信捕手(中日)ら4選手。取得年数8年の国内FA資格は阿部慎之助捕手(巨人)小林宏之投手(ロッテ)ら17選手が初めて取得した。資格を継続保有しているのは52選手。

 今季は「故障者特例措置」によるFA資格取得者はいなかった。

 FA権を行使する場合は、日本シリーズ終了日の翌日から土、日曜日と祝日を除く7日以内に在籍球団に通知し、NPBコミッショナー事務局から「FA宣言選手」として公示された翌日から、契約交渉が可能となる。

 [2009年10月26日21時27分]ソーシャルブックマーク