DeNA中畑清監督(58)が7日、復調気配の打線に手応えを示した。8日の巨人戦に向け、チームバスで宇都宮入り。6日中日戦で2打席連続アーチの筒香を含め、ここ3試合で放った本塁打は6本。「誰か打ってくれるという打線になる可能性が出てきた。今まではノリさん(中村)だけだったけど、何本かの矢になっている。見下ろされる打線が、少し意識してもらえるようになったかな」と話した。

 前回4月26日の対戦は15点を奪われて大敗。「結果を出してるから、相手も警戒する意識は働いてくれるだろう。一方通行は嫌だな。明日の試合からじっくり戦えるんじゃないかな。大差じゃない緊張感ある試合ができると思う」と、リベンジに向けて表情を引き締めていた。