楽天内村賢介内野手(26)とDeNA藤田一也内野手(29)の交換トレードが24日、両球団から発表された。内村はここまで打率1割6分8厘と結果が出ず、ここ最近は主に守備固めとして出場していた。藤田は守備に定評がある内野手。楽天加藤康幸チーム統括本部長は「藤田選手は内野をそつなくこなせるし、打撃もしぶとく打てるということで、彼がベストと判断しました」と説明した。

 この日、ロッテ戦の試合後にトレードを伝えられた内村は「突然のことで驚きました。プロ入りから慣れ親しんだ仙台を離れることは寂しいですが、新天地で活躍して皆さまに恩返しができればと思います。東北のファンの皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。チームは変わりますが、これからも応援よろしくお願いします」とコメントした。