<中日0-6日本ハム>◇8日◇ナゴヤドーム

 日本ハム栗山英樹監督(53)がナゴヤドームで初勝利を挙げた。

 監督に就任した12年からの2年間は、敵地で3敗1分けと苦汁をなめてきたが、投打で若手が躍動。忌まわしいジンクスに終止符を打った。

 先発した20歳の上沢が7回無失点で6勝目。打線も2番で起用した20歳の近藤が先制の中前適時打。さらに23歳の9番中島も6回に三塁線を抜ける適時二塁打と活躍。「(中日の先発朝倉は)シュート、スライダーの投手。引っぱればゴロが多くなる」と、左打者の若手2人が逆方向を意識して結果を残した内容に目を細めていた。