<SMBC日本シリーズ2014:ソフトバンク5-1阪神>◇第3戦◇28日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンク大隣憲司投手(29)が、日本シリーズでも勝負強さを発揮した。日本シリーズ初登板で阪神打線を7回3安打無失点。

 自慢の制球力と変化球のキレで凡打の山を築いた。ヒーローインタビューでは「タイガースはスキのない打線で、1人1人抑えていこうという気持ちで投げたのがいい結果になったと思う。早い回から援護してもらい、自分のリズムで投げられた。その結果、0点で抑えられたんだと思います」と胸を張った。優勝を決めたリーグ最終戦、クライマックス最終戦に続き、またもチームに大きな1勝をもたらした。