FAコンビよ、コイに残ってくれ!!
広島が、栗原健太内野手(29)と広瀬純外野手(32)の来季残留に向けて全力で慰留することが13日、分かった。栗原は6月21日に国内他球団との交渉が可能なフリーエージェント(FA)権を取得した。広瀬も明日15日に国内FA権を取得予定。ともに来季の戦力構想の根幹となっており、熱意を込めてオフの話し合いに臨む。
5位に甘んじる広島が巻き返しを図るべく、今オフの「最重要課題」に誠意を持って臨む。すでに国内FA権を取得した栗原は8、9月に2カ月連続で月間MVPに輝く活躍を見せた。一方の広瀬は強肩強打の外野手として野村カープに欠かせない存在だ。明日15日に国内FA権を取得する予定で、2人の動向には他球団も注目。流出を阻止するためにも全力で慰留する。
戦力として2人の貢献度は計り知れない。松田オーナーもこの日「2人ともいてくれないと困る。(慰留は)当然のこと。当たり前だろう!」と明言した。栗原は激しい打点王争いを展開するほか、打率3割1厘をマークするなど、4番にふさわしい成績を残す。広瀬もプロ10年目の昨季、初めて規定打席に到達し、打率3割9厘。今年は右太もも裏の故障で2度の戦線離脱を強いられたが、安定した打撃は健在だ。
ここ数年、貧打に苦しんでいるチーム事情がある。バーデンの残留検討など、特に攻撃面での来季の補強戦略を明確に定めるためにも、2人のいち早い残留が理想的だ。6月に栗原がFA権を取得した際に同オーナーは「まだ完成した4番ではない。広島の歴史に名を残すような打者になってほしい」と残留を熱望。鈴木球団本部長も「2人とも残ってもらわないといけない選手。話はシーズンが終わってから」と説明する。
ともにシーズンの戦いに集中するため、FAの話題を封印しており、オフに入ってから交渉を開始する。今季推定年俸は栗原が1億2000万円で、広瀬は5000万円。ともに「大幅アップ&複数年契約」の好条件を用意することになりそうだ。球界全体を見渡しても右の強打者が不足。各球団ともに共通した補強ポイントになっており、栗原と広瀬は魅力的なターゲットに映っている。揺るぎなきカープの戦力として、引き留めに全力を尽くす。



