<オープン戦:阪神0-5広島>◇21日◇京セラドーム大阪
阪神二神一人投手(24)が開幕ローテーション最後の1枠に浮上した。久保がインフルエンザに感染したことで先発チャンスを得ると、4回を3安打1失点。チームの緊急事態を救う若い力が出てきた。
二神の直球に広島の打者が差し込まれた。打球はことごとくポップフライになった。12アウトのうち、8つが飛球。球速は130キロ後半だが、数字では表せない威力があった。「常にどこかにチャンスがないかなと思って待っているので戸惑いはなかった。純粋にチャンスと思って投げました。まだまだですけど、いいところもあった」。この日先発予定だった久保のインフルエンザ感染が判明した前日、甲子園での練習中に“代役先発”を告げられた。小さな結果を積み重ねて手にしたチャンスを全力でつかみに行った。
「内容としては悪くない。試合を追うごとにスピードが出てる」。和田監督が及第点を与えた。「最終枠の争いに残っていく」。藪投手コーチが明言した。プロ3年目、右肘故障に泣いてきたドラ1右腕が“開幕切符”に片手をかけた。【鈴木忠平】



