SKE48の予備選では、強運メンバーが本戦(9月16日、横浜アリーナ)への切符を手にした。ドラフト1期生のチームK2荒井優希(17)は、昨年に続いて予備選を突破した。1回戦ではドラフト同期の神門沙樹を撃破すると、いきなり涙を流す場面も。進行役のトレンディエンジェルに敗者と間違えられるハプニングもあったが、動じずに山内鈴蘭、決勝では宮前杏実と、選抜経験者たちを3連破した。

 荒井は昨年も予備選から勝ち上がり、4回戦まで進出。カップリング曲「春風ピアニッシモ」のメンバーに選ばれた。優勝者にはソロCDデビューのチャンスを与えられるだけに、「去年は13位だったので、今年はそれより上の順位を目指します」と、笑顔を振りまいた。

 研究生の太田彩夏(14)は、研究生予備選から正規メンバーとの予備選を経て、6連勝という強運で本戦行きを決めた。3月に加入したばかりの7期生で、いきなり大きなチャンスを獲得。「研究生でここまで来られるとは思わなかった。うれしいです」と、初々しく涙を流していた。

 ほか東李苑、大場美奈、矢方美紀、磯原杏華、野口由芽が本戦出場を決めた。松井珠理奈、北川綾巴はAKB48と兼任しているため、予備選を免除されており、SKE48からは全9人が本戦へ進む。