女優の土屋太鳳(21)が、主演を務めたNHK連続テレビ小説「まれ」を長らく自分で見直すことができずにいたことを明かした。

 昨年4月から9月にわたって放送された同ドラマ。土屋はオーディションで主人公の津村希役を勝ち取った。

 女優として大きく飛躍するきっかけとなった朝ドラ初主演作だけに思い入れは強いが、同時に力不足も感じていたという。25日に更新したブログでは「やっぱり演技って本当に難しくて迷うことも多くて」と自身の演技に対して今も迷いがあることを明かし、「でもそれは思い返したら『まれ』の時からだったなって。実は私にとって『まれ』は大切な作品であると同時に全力を出したことは全力で言えるけど いろんな意味で力不足過ぎて そして大切過ぎて なかなか観かえすことの出来ない作品なんです。観るのには、まだ勇気がいるというか…」とつづった。

 しかし、つい先日になって「まれ」を思い切って少し観てみたという。「そしたらそこに一徹がいて…能登があって。みんながいて。涙が出てきました」という土屋。「というか『まれ』って、今だから書くけど…朝観るには濃くなかったですか? 演じている時は必死すぎてあまり感じたことなかったけど それでも薄々感じてはいて、あらためてこの間観て『濃いかも…』と思いました…」と、自身の演技に対する感想をつづった。