<セリエA:ACミラン1-1エンポリ>◇15日◇ミラノ

 ACミランの日本代表FW本田圭佑(28)がホームでのエンポリ戦に先発した。

 後半34分までプレーしたが、ゴールはなかった。

 ミランは後半にGKディエゴロペスが退場となり、けが人も出て、最後は9人での戦いを余儀なくされた。

 試合はミランがFWデストロの移籍後初ゴールで先制したが、後半に追い付かれ、1-1で引き分けた。

 本田は試合後、しっかりと取材に応じた。やりとりの一部は次の通り。

 -試合に向けて1週間、特別メニューをこなしていたいと報じられたが

 本田

 それは間違っています。1日だけ別メニューで、それ以外はすべてチームと一緒にやりました。

 -コンディションは

 本田

 いい。動けていると思うし、実際、データを見てもちゃんと維持されている。まったく問題はない。そのいいコンディションをディフェンスで使うか、(ゴール前の)いいところで使うかというチームの状況が、今の自分の結果につながっているかなと思う。

 -ここ何試合か右と左、ポジションを変えている

 本田

 タスク(役割)が定まる、定まらないというのは、僕が決めることではない。監督が選手のタスクを決めてそれを任せるもの。チーム状況に応じて選手のタスクが変わるというのはもちろん当然だし、いい状況であればそのタスクが、割とはっきりしていく。

 -ゴールから遠ざかっている

 本田

 タイミングだと思う。たとえば、1点目は(前に)デストロがいなかったら僕が点を取れていた。前半戦、クロスから1本で点を取っていたりした。そういうシーンが基本的に僕の得点シーンだった。今は、全部のタスクをしながらそこをやるということも求められている。それに関しては、さらに運動量を上げたりとか、求められることは確かに多いが、悲観的になってもしようがない。

 今日に関しても失点の1本がなければこんな会話にはなっていなかっただろうし。惜しいで終わらせないのがミランであり、ミランファンなのかもしれない。だからと言って、ネガティブに言って次の試合を勝てるんであれば、なんぼでもネガティブに言えばいい。

 ここで悪い事を書き立てて選手にプレッシャーをかけてミランが良くなるのであれば、どんどんそうすればいい。でも、チームはそうではない。チームは生き物であり、今いる選手は、監督を中心にみんなが、勝ちたいという気持ちを持っている。どうやればこのピッチでいいサッカーができるのかを第一に考えた時、あまりネガティブに考える必要はないのかなと思う。いい時間帯もあったし、あの失点がなければ今日は勝って、まったく別の会話になっていたと思う。