<陸上世界選手権>◇3日目◇12日◇モスクワ・ルジニキスタジアム◇男子棒高跳び決勝

 日本の3選手の中でただ一人予選を突破した山本聖途(21=中京大)が世界選手権の同種目では最高順位となる6位入賞を果たした。

 山本は自己記録と並ぶ5メートル75を3回目でクリア。この時点で7位以上が確定した。続く5メートル82は3回とも失敗。同じくチェコの選手も失敗したが、試技数の差で山本が上回り6位が決定した。

 これまでの最高順位は05年ヘルシンキ大会で沢野大地が記録した8位だった。

 競技を終えた山本は「(決勝の)プレッシャーはなかった。いい感じでアドレナリンが出てて、すごく楽しかったです」と最高の笑顔を見せた。