ショートプログラムが行われ、女子で昨季世界選手権2位の宮原知子(大阪・関大高)は後半の3回転フリップでの踏み切り違反などもあり、65・12点で3位だった。

 昨季世界ジュニア選手権を制した15歳のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が70・92点でトップに立ち、2位はグレーシー・ゴールド(米国)。中塩美悠(広島ク)が57・01点で8位、今井遥(新潟県連盟)は56・52点で9位につけた。

 宮原は「最終滑走だったが、思ったよりも落ち着いてできた。(ミスが出た)フリップジャンプは失敗したくないと思い、慎重になった。フリーは見ている人が感動する演技をしたい」と話した。

 中塩は「左股関節を痛めていた影響で、スピンでぐらついてしまったのが悔しい。もっとステップとかもできるところを見せたかった。フリーはノーミスでいきたい」と話した。

 今井は「緊張していた。ダブルアクセルと連続ジャンプを決めていただけに(フリップジャンプの失敗は)悔しい。スピンはすべてレベル4を取れていたので良かった」と話した。