開幕戦を制した高梨沙羅(クラレ)が1回目に95・5メートル、2回目に最長不倒の98メートルを飛び、合計268・1点で優勝した。

 W杯通算46勝目で、ジャンプの男女を通じて歴代2位のマッチ・ニッカネン(フィンランド)に並んだ。

 伊藤有希(土屋ホーム)は2回とも95メートルの255・4点で2戦連続2位。勢藤優花(北海道メディカルスポーツ専門学校)が24位、岩渕香里(北野建設)は27位だった。

 ▽高梨沙羅の話 とても興奮している。今週末は(2勝できて)とてもハッピー。特に1回目はよかった。2回目はまずまずだった。

 ▽伊藤有希の話 (開幕戦の)1試合だけで終わらせたくない気持ちはあった。まぐれじゃないのを確かめたかった。ジャンプも安定してきている。2試合表彰台に乗れたのはよかった。