静岡(静岡1位)が東邦(愛知1位)を破り、2年連続4度目の優勝と、11月10日開幕の明治神宮大会(神宮球場)出場を決めた。

 1回表に1点を先制も、その裏に2本の本塁打を浴びて1-3とリードを許した。それでも4安打の1番村松開人内野手(2年)を中心に、コツコツと粘り強く加点し、4回に2点を勝ち越した。

 投げては前日の準決勝で完封した春翔一朗投手(2年)が、2番手で4回1失点と好救援。来春のセンバツ出場を確定して上の2連覇に、栗林俊輔監督(45)も「何とかみんなで粘って、自分たちの良さを貫いていこうと思っていました」と満足そうな表情だった。