相模原のエース菅地貫太投手(3年)が、3回途中6失点で降板した。1回、2回と、四死球や守備のミスも絡んで2点先制を許し、3回には連打で無死一、二塁として4番・広瀬に3ランを喫した。

 昨秋から「背番号1」を任される右腕は、序盤の失点を悔やみ「自分が三振取らなきゃとか、邪念みたいなのが入ってしまった。(本塁打の場面も)もっと余裕があればボール球で入ったり、もっと、違う風にできたと思う。自分で自分を追い込んでしまった」と話した。

 そして、続けた。「これで終わりじゃない。まだ1回残っている。このままじゃ終われない。私学の打球は本当に速い。見たことのない打球も飛んでいた。ミスは夏も出ると思う。それを自分が、変に気負わずに、カバーできるくらいの力をつけないと」。夏までに、成長してマウンドに戻ると、誓った。