新潟県代表・中越(2年ぶり11度目)は大会初日(5日)第3試合で、慶応(北神奈川)と対戦することが決まった。

 中越の小鷹葵主将(3年)は「初日に試合があることを想定して調整してきた。神奈川を勝ち抜いてきた強いチームが相手だけど、自分たちは今までやってきたことをやるだけ」と淡々と話した。

 慶応は10年ぶり18回目の出場で今センバツは1回戦で彦根東(滋賀)に敗れている。強敵だが、エースの140キロ右腕・山本雅樹(3年)は「相手がどこでも、調整の仕方を変えることはない。明日(3日)は打者を相手に投げる」と今まで通りのペースで初戦に合わせる。

 チームの目標は3回戦に進出した1994年(平6)以来の初戦突破。「堂々とした試合をする」と小鷹主将は力強く言った。