15年ぶり2度目出場の羽黒(山形)は10日の1回戦で奈良大付と対戦する。

 相手は大会NO・1の打率4割5分8厘の強力打線を擁する。継投で勝ち上がってきた小泉泰典監督(33)は第6日の日程を歓迎しつつも、相手打線を警戒した。「投手の起用はゼロベースで考える。秋保(優大捕手、3年)が大黒柱。リード面は全面的に信頼している」と主将に託した。巧みなリードでタイプの違う3投手の持ち味を引き出す秋保は「相手は打のチーム。どんな打線か分からないけど、どんな状況でも準備したい」と自信を見せた。