開会式リハーサル前に、監督対談が行われ、開幕戦に臨む星稜(石川)の林和成監督(43)が、初戦への意気込みを述べた。

 100回記念の今大会は、開幕戦の始球式を元ヤンキースで星稜OBの松井秀喜氏(44)が務める。そのため「開幕戦を引き当ててこい」と言われてきた竹谷理央主将(3年)が、2日の組み合わせ抽選会で、見事、開幕戦を引き当てていた。

 対談で林監督は「開会式直後の試合で独特の雰囲気がある。ゲームの入りだけは注意したい」と気を引き締めた。林監督にとって松井氏は1学年上の先輩で、三遊間を組むなど、苦楽を共にした。大先輩の始球式後の試合について「二度とないオープニングゲームができる。喜びに変えて戦っていきたい」と気合をみなぎらせていた。