早実(東京)で06年夏の甲子園を制し、日本ハムで活躍した斎藤佑樹氏(34)が大会の始球式を務めた。

大歓声とともにマウンドに上がり、左打者の内角に力強い速球を投げ込むと拍手を受けた。

捕手の武田歩大(3年)にボールを手渡されると、両手をぐっと握る「頑張って」のジェスチャー。駆け寄ってあいさつに来た打者の京井聖奈内野手(3年)にも同様のエールを送った。

甲子園の大先輩の行動に、場内から再び大きな拍手が起きた。