2年ぶり19度目出場の日大山形は、おかやま山陽に2-9で逆転負け。2年ぶりの初戦突破とはならなかった。
主導権は先に握った。初回1死一、二塁と先制のチャンスをつくり、遠藤海星外野手(2年)が低めの変化球をすくい上げて左前適時打。1点リードの2回は適時失策で2点差に広げた。
最速147キロのエース右腕・菅井颯(3年)は3回まで得点圏に走者を背負ったものの無失点で切り抜けたが、2点リードの4回無死一、二塁で投手前のバントを三塁に悪送球。二者生還で同点とされ、なお2死二塁、相手4番に勝ち越し適時二塁打を浴びた。
以降は6回に打者一巡の攻撃で5点、8回は1点を加点され、突き放された。打線は5回から救援登板した三宅一誠投手(2年)に4イニングを無失点に抑えられ、反撃できなかった。
この日登板した3投手の球を受けた高橋直叶捕手(2年)は菅井について、「調子は良くなかった。その中で前半粘れたが、中盤から後半にかけて(相手打線に)つかまる場面が多かった」と振り返った。
3年生と戦う公式戦が終わった。高橋は「まだ3年生と野球をやりたかったですし、山形に帰ったら新チームが始まってしまうことが信じられない。もっとこのチームで野球がしたかった」と声を震わせた。

